コメント

今観るとよく判る。
少年のシェーンへの憧れよりもシェーンが人妻に抱いた激しい慕情こそ
この作品テーマだということが。

山田洋次さん(映画監督)

あのシェーンが、文字どおりカムバックした!
これを見ずして西部劇、いや映画を語ることはできない。
西部劇に縁の遠い、女性と子供にこそ見てほしい、映画史に残る傑作だ。

逢坂 剛さん(作家)

矜持に支えられた寡黙、胸中に秘められた思慕、
正しき者を救うべく閃く早射ち、そして、去り行く孤影。
「シェーン」に描かれたのは、日本人の美質なのだ。

菊地秀行さん(小説家)

幼い頃に観たあの「シェーン!カムバック!」は、
私にとって今も色褪せずに残る映画原体験です。
世界のどこにいても仕事を一つ終えるごとに、
振り返らず去るシェーンの後ろ姿が蘇ります。
過去を振り返る必要はないのだ、と。

ワダ エミさん(衣装デザイナー)

これはアメリカ映画の不死鳥である。生涯この映画の美しい想い出は消えまい。
いまもこの映画のビクター・ヤングの主題曲が聞えてくる。
私はこの映画をハリウッドのスタジオの試写室で、
その出来たばかりのフィルムを10人ぐらいのスタジオの人たちと見たのであった。
そして泣いた。

淀川長治さん(映画評論家)※「シェーン」リバイバル版パンフレットより

最高の西部劇だ。
今まで殺人とはならず者が行うもので、
本当の暴力は描かれてこなかったが、
この作品が変えたと言える。

サム・ペキンパー(映画監督) ※「シェーン」海外版DVDオーディオコメンタリーより

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